有名な米国のトランぺッターであり偉大な金管楽器の教育者であったクラウド・ゴードン。彼が監修し、製造本数2000本しか作られなかったという、幻のB♭トランペット（）です。 Claude Gordon model、CGモデルと呼ばれています。 ボアサイズを470にすることにこだわり、管厚は薄くライトウエイト、セカンドバルブスライドは通常の逆向きという設計です。 製造はアメセル（アメリカ・セルマー社）、とはいってもセルマー傘下となっているビンセントバックの技術者がストラディバリウスモデルを基にしてゴードン氏の要望を製品にした貴重なモデルです。個体のシリアルNoは13**で、1990－2000年製造だと思います。 吹奏感は、太管できついのでは？と思って吹いてみると楽に吹けるし、反応の良さに驚きます。反応がいいので楽に軽けるのがいいのか、明るい柔らかい響きが気持ちいいです。強く吹き込むと派手に鳴るビッグホーンでもあります。 シルバーメッキはところどころ傷んでいます。9枚目の写真で傷んでいる箇所にマークを付けました。 前の所有者にシルバーメッキはオリジナルか？あと掛けか聞きましたが、よくわからないが、オリジナルのはずと言ってました。私もよくわかりません。メッキの傷みなどに神経質な方は入力されないようにお願いします。 マウスピースは、試奏しただけのきれいなBach３Eと、C.G.モデル風な（リプレート物で何が刻印されているか不明、単に似ているだけかも）マウスピースが付きます。 Bachのケースに入れて送ります。このケースは内装はきれいですが、取っ手にひび割れがあったり剥げている箇所もあり外観は傷んでいますのでおまけと思ってください。 2枚目の写真は、1983年に米国の楽器ショーでもらったこの楽器の専用パンフレットを写したものです。必要であればカラーコピーを付けます。