【売約済】バーンスタイン&ウィーン・フィル／マーラー：大地の歌 2025年の人気アイテム

マーラー
交響曲「大地の歌」

ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ（バリトン）
ジェームス・キング（テノール）
指揮：レナード・バーンスタイン
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音：1966年４月 ウィーン

バーンスタインとウィーン・フィルの出会いとなった名録音です。その後のバーンスタインとウィーン・フィルは数々の名演を生み出しました。レコード・アカデミー賞受賞盤、2017年の名曲名盤500では第4位に選定されています 。他の交響曲は再録音していますが「大地の歌」は再録音していないので、この盤は貴重です。

音楽評論家:宇野功芳氏
「バーンスタインの指揮はワルターほど完熟しておらず、随所に勇み足を見せているが、それだけに若々しい張りがあり、表情の切れが良い。第1楽章のおそろしい決め方など最高と言えよう。とくに優れているのは「大地の哀愁を歌う酒の歌」と「告別」で、後者の終わりの部分における音彩の美しさは極楽浄土を思わせ、ワルター以上と絶賛したい。ワルター盤にしろバーンスタイン盤にしろ、この曲におけるウィーン・フィルの音色の魅力というものはまさに別格で、他のCDを引き離す最大の理由になっている。」

バーンスタインも、名門ウィーン・フィルを前にして、相当に気合が入っています。ウィーン・フィルはカラヤンを失ったばかりでもあり、カラヤンに対抗するスター指揮者を探すべく躍起となっていた時期。それ故に、本盤では自らの新しいヒーローを前にして全力を尽くしたウィーン・フィルの底力が相乗効果を発揮した至高の名演になっています。なお、独唱には通常のアルトに代わってバリトンを起用しているが、ここでのフィッシャー・ディースカウの独唱は、違和感をいささかも感じさせず、むしろバリトンの起用にこそ必然性が感じられるような素晴らしい名唱を披露しています。テノールのキングも、ディースカウにいささかも劣らぬ好パフォーマンスを示しているのも素晴らしいです。

国内盤、帯無し、盤面傷無し

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